小学校英語について思うこと

こんにちは!

私は、当検定で皆さまの採点に携わっている日本人採点者の一人です。今回は、小学校英語について最近思うことをお話したいと思います。

 

 

小学校5、6年生の英語が教科としてスタートして数ヶ月が経ちましたね。

 

うちの娘も6年生なので、授業どう?と時々聞くのですが、楽しい!といつも返事が返ってきます。

 

Go Fish(アメリカのカードゲーム)の要領で単語や会話を練習しながら進めるゲームをしてクラスで大変盛り上がった話を興奮して話してくれたこともあります。子どもたちが楽しめるように担任の先生がいろいろ考えて授業をしてくださっていることは、本当に有難いことです。

 子どもたちの興味関心を広げる

 

授業以外の場面でも、英語に対する子どもたちの興味関心は高まってきているようです。

 

ある日の給食時間に、ある児童が「先生、『いただきます』は英語で何て言うのですか。」と質問しました。先生は少し困ってから、うちの娘に同じ質問を振ってこられたそうです。母親が帰国子女の英語教師だということをクラスの子たちも全員知っているので、質問した子も他の子たちも先生が娘に尋ねたことを自然に受け入れ、娘の答えを待ちました。娘は、英語には日本語の『いただきます』に当たるぴったりの言葉は存在しないということをみんなに伝えることができました。私自身、娘に教えたことなどすっかり忘れてしまっていたのですが、いつか私が食事中に話したことをたまたま彼女が覚えていたようです。それを聞いてとても嬉しく思いました。

 

このような、一見「無駄話」のような情報の方が、授業の内容よりもくっきりと記憶に刻まれた経験は、皆さまにもあると思います。言語を学ぶことは、その言語が使われている国や地域の文化や習慣も同時に学ぶことですが、先ずは興味関心を持つことが大切です。教科書には載っていなかったり、授業では扱わなかったりするようなことが、興味を寄せるきっかけになることもあります。

 

現段階での小学校英語は、先生から習うというより、先生も生徒と一緒に新しい世界の扉を開いて共に学ぶというイメージに近いような気がします。先では、英語専科の教員の本格導入を目指す方針が出されたとニュースで言っていましたが、さてどうなるのでしょうか。

 

現時点では、娘の学校では英語学習の一番の基礎である音と文字の関係「フォニックス」の指導はされていないと聞きます。

 

文化や習慣の違いと共に、言語そのものの成り立ちや音の違いについても、吸収力の高い小学生のうちに紹介できる教師が増えてほしいというのが私の願いです。

 皆さまのご感想をお寄せください!

 

このコラムを読んでいる皆さまの地域の小学校ではどんな授業が行われていますか?現場の様子をこちらまでお寄せいただけましたら幸いです。

一緒に英語教育の未来について考えていくことができれば、と思っております!

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