やっぱり「伝わる発音」!
みなさんこんにちは!理事の大西です。新学期になり、新しい環境、新しい出会いなど、新しいこと尽くしで刺激いっぱいな4月。皆さまいかがお過ごしでしょうか。
大西は娘のマレーシアインター入学を期に4月7日からマレーシアにおります!
自宅に長男とママのことが大好きな保護猫がおりますので、定期的に帰国しながらにはなりますが、マレーシアでの生活も現在楽しんでおります。
4月16日からの新学期を前に、新生活の準備そして観光も。
自分のスクールの教え子も2名同じインターに入学したのですが、彼女たちと保護者さんと一緒に、マレーシアのランドマークを堪能してきました。
その際に感じたことを今回のコラムではシェアしたいと思います。
保護者様がおられる数日間の中で、2日間観光を一緒に楽しみました。
1日目は大使館に行ったあと、Kuala Lumpurと言えば、ツインタワーということで 行ってきました!
日差しは暑さを感じる強さですが、木陰にはいるとそうでもないくらいでした。
噴水もあり、とても心地よい環境。かつ何度見ても飽きないパワーいっぱいのツインタワー!今回はお天気にも恵まれ、真っ青な空をバックに写真をたくさん撮ることができました。
保護者さんはお二人とも英語が苦手とのことでしたが、コミュニケーション力が高く、現地の人にも構わずリクエスト!お写真をみんなで撮ってもらおうということになりました。
カメラを渡し、撮影していただいたのですが、肝心のツインタワーが途中で切れてる!
「ちょっとあかんやん!Top top!」など指を指しながら、伝えます。
“Ah! OK can! can!”と気前よく返す男性ですが、何度やってもタワーの先端が切れてしまいます。傍で見ていた別の男性が、ヒンドゥー語と思われる言語でアドバイスをされていたのですが、結局その方が上手に撮ってくださり、みんなで元気よく “Thank you!” と言ってその場を立ち去りました。
海外では、誰かに助けてもらいたいシーンがたくさんあります。その際に、してもらいたいことを伝えるために必要なフレーズなどあれば言うことなしですが、それ以上に「相手に伝えようとする気持ち」がまずないと、関わることすらできません。そういう意味では、英語に多少自信がなくても、その想いさえあればコミュニケーションはある程度成立するものだと改めて感じました。
「伝えたい想い」がはっきりある方は次のステップはやっぱり発音です。
二日目にピンクモスクに行きました。ピンクモスクの中も外も暑くて、一旦休憩しようとカフェに入りました。レジではみんなそれぞれ英語で注文、私も注文し、大した事は話していませんが、そのあとに店員さんから、
”Your pronunciation is good! Where are you from?”
と聞かれました。彼によるととても聞きやすく理解しやすい英語を私が話しているとのこと。英語発音技能検定EP-Pro®特級ホルダーとして認定を受けていますので、ある程度の自信はありますが、それでもこうやって普通のありふれた会話のなかでそのようにいわれるととても嬉しかったです。
また、インターナショナルスクールの入学担当の方からも、
”Your English is perfect, so can you help the Japanese mothers?”
と言ってもらえて、決してパーフェクトだとは思ってはいませんが、そう聞こえているのなら嬉しいなと感じました。
小難しい話をしているわけではないんです。もちろん単語のときだってあります。大事なのは、相手と同じスピード感で会話のキャッチボールをするためには、相手の英語が聞き取れること、自分も相手に「伝わる英語や話し方」で話せていること・・・ここがものすごく大切なのだなと、マレーシアに来てから生活の中で改めてそう感じています。
また、英語らしい綺麗な発音を身につけていると、自分の中に正しい音がインプットされていますので、その音と相手の音を照らし合わせ、「この国ではGrabはガブみたいに聞こえるのだな」などその国特有の発音の癖も吸収することができます。
世界の英語能力指数ランキング(EF English Proficiency Index)では、マレーシアは25位、アジアの中ではシンガポール、フィリピンについで第3位です。英語を当たり前に話せる日常の中におりますが、実際は「いろんな英語」が話されています。マレーシアは他民族国家ですので、話す英語にもそれぞれの言語のバックグラウンドが含まれているように感じます。だからこそ、まずは自分の中にしっかりとした基礎を持つことがとても重要だと思うのです。
本来英語圏で話されている英語の音を基礎として習得しておくことが、アジア圏で話されている英語の発音を理解する手助けとなると、自分のマレーシアでの生活や体験を通じて改めてそう感じています。
また自分の発音に自信があると、「え?なんて?」という相手の怪訝な表情にも、再度正しい発音で返すことができます。発音に自信の持てていない方は、そうなったときにはきっと「自分が間違っているんだ」と思いがちだと思うのですが、英語らしい発音がしっかり身についていれば、そんな風に自分を卑下する必要はありません。
英語発音技能検定EP-Pro®では、ご自身の発音力をプロによる細やかなフィードバックと共に認定を受けることができます。
第三者機関からの認定は自信に繋がり、またこれから学ぶ英語学習者のみなさんからの信用度もUPします。
最近では、はまゆうさん(浜家有文子さんhttps://ep-pro.jp/experiences/s_20230921/)の立ち上げられた講師養成講座でも、この英語発音技能検定EP-Pro®の特級を保有していることが受講条件になったとのこと!
どんどん日本国内の指導者の発音力が上がっていきますね!
通じる発音、通じる話し方を丁寧に指導できる日本人の先生は宝です!!
そんな先生方の「発音力」は、英語発音技能検定EP-Pro®でしっかり認定を受けていただき、自信を持ってご指導いただけたら・・・私たちもこんなに嬉しいことはありません。
このコラムを書いたのは…
大西由紀子
一般社団法人Triple C協会理事 英語発音技能検定EP-Pro®特級第一号ホルダー・滋賀県の英会話スクールEnglish Adventure Academy代表
「18歳までに海外進学を進路選択の一つにできる英語力と海外で英語で学びたいと思えるグローバルマインドを育てる」という大きなミッションを掲げ、様々なスクール様、エージェント様、そして関連企業の皆様とコラボしながら子どもたちが海外に羽ばたくお手伝いをしております。現在、親子留学先のマレーシアから発信中!
写真・Hula・フルーツ&スイーツそして吉本新喜劇が大好きな1男2女の母