合格者の声

【特級】浜家 有文子先生
特級

浜家 有文子様

2022年3月合格

東京都|美発音コーチ

これまで子供から大人まで多くの方に英語を指導してきて、特にここ数年は発音に特化して教え、発音の重要性を訴えてきた私にとって、この英語発音技能検定EP-Pro®は非常に興味深い検定だったことで、受験を決めました。

特級合格おめでとうございます!

実は、浜家有文子先生が受験してくださった時、採点者同士で「ぎゃー!!こんなすごい経歴の方が受験して下さった!」と大騒ぎになりました(笑)

バイリンガルのニュースキャスターという華々しい経歴をお持ちの先生ですので、当然のことながら美しい発音で、スイスイと気持ち良いほどに特級まで合格されましたが、浜家先生の魅力は何といっても発音指導力の高さです。的確でわかりやすい指導力は、浜家先生の猛勉強の賜物だと感じます。そして何よりも、美しい英語発音に対するパッションが素晴らしい!

スタッフ一同、素敵なご縁に感謝いたしております!

受験のきっかけ

私が英語発音技能検定EP-Pro®を知ったのは英語の先生でもある知人のプロフィールからでした。英語発音検定? 特級ホルダー?が最初の印象です。

これまで子供から大人まで多くの方に英語を指導してきて、特にここ数年は発音に特化して教え、発音の重要性を訴えてきた私にとって、この英語発音技能検定EP-Pro®は非常に興味深い検定だったことで、受験を決めました

発音の重要性を広めたい!

今はとても便利な世の中になり、発音を評価してくれるAIやアプリ、良質の本や動画などもたくさんあります。ただ、それだけではなかなか正しい発音は習得できません。

発音において重要なことは、絶対にこの発音でなくてはいけない! これが正解なんだ! ということではなく「ミスコミュニケーションが起こらないこと」だと、私は思います。様々な発音があり、それが楽しいところでもあるのですから。

一方で、音が違うことによって自分の本当に伝えたいことが伝わらなかったり、それが原因でトラブルになってしまったりすることもあるのは避けようのない事実。実際そんな場面を何度も見てき ました。

そういった観点からもこの英語発音技能検定EP-Pro®という検定は、ここ数年もっと多くの方々に正しい発音を、その 重要性を知ってほしい!と願っていた私にとって、ぜひチャレンジしたい、そして英語の指導者にチャレンジしていただきたい検定です。

一般的な発音教育は、無茶ぶりすぎる!

発音の重要性を再確認し、それを痛感しても実際に人に教える、となれば話は別。

一からしっかり学ばなくては!と思い、発音矯正の指導者養成講座に参加したり、あらゆる文献や資料を読んだりして自分なりに勉強をし、再度自分自身の発音も本格的に矯正しました。

そんな経験を経て最近私がよく思うのは、英語の「発音」は、どこか「書道」に似ている、ということです

筆の持ち方に始まり、お手本を見ながら正確に筆を運び、止めやハネといったバランスや文字を書く基礎の基礎を学ぶ「書写」。これはちょうど、発音の土台である口や舌の動き、呼吸の仕方にいたるまでの、英語を「発音」するための基礎を作る作業とよく似ています。

そこから技術をより練磨し今度はより美しく文字を書くことを目的とした「お習字」は、しっかりと整えられた土台の発音で正しい音を出し、実際の単語や会話と言った実用へとつなげてゆく段階と言えるでしょう。

そして基礎から実用まで、あますところなく活かして個性や芸術性を高めた「書道」は、発音という土台に支えられた英語というツールを、ひとりひとりの個性や理想に近づけてゆく作業に通じます。

一般的な発音教育は、ネイティブスピーカー(ならまだ良いけれど、発音の基礎すらない指導者) の話す英語を聞かせて音マネさせるものが圧倒的に多いですが、これは言うなれば「書道」を、 素人に突然やれと言っているようなものですよね。生徒にも、場合によっては指導者にも

無茶ぶりが過ぎます。どう考えても無理ですし、苦手意識ばかりが増幅され英語への抵抗がいっそう強くなるのは当然だとも言える状況です。

英語を話せることで得た、たくさんの恩恵

私自身の話になりますが、合計11年間の海外生活を終え中学3年のとき帰国して、英語は流暢に話せるし読むこともできるのに英語のテストがまったくできず、高校3年の時に大学受験をきっかけに塾に通い「受験英語」を猛勉強しました。

大学は外国語学部英語学科に入学し、大好きな英語を毎日様々な角度から勉強することができ、勉強が楽しい! と感じたことを覚えています。並行して、在学中にアルバイトで英語の教材ビデオに出演をしたり、展示会などでのバイリンガル司会・MCのお仕事をしたり、さらには大学でラクロス部を創部して海外から招いたコーチの同時通訳をしたり……。

これらの経験が「テレビ朝日 CNNヘッドライン」や「NHK ビジネスワールド」といったメディアへの出演に繋がりましたし、インターネットがまだ普及していない時代、メディアの最前線で最新の英語をキャッチできる環境にいられたのはとても幸運なことでした。

ニュース原稿の英語での執筆、そして生放送の間違えられない環境でニュースを読んだりラジオで話すのは英語だけでなく日本語力を鍛えることにもなりました。

たくさんの海外アーティストや俳優にインタビューをしたり、取材や撮影などで海外へ行ったりする経験もたくさんさせていただけたのは英語が話せたからこその恩恵だと思っています。そんな英語をみんなにもぜひ好きになってほしいと思ったのは、ごく自然な流れでした。

たどり着いた「発音指導者」という天職

大学1年生から受験生3人の家庭教師をしたことに始まり、わたし自身が3人の子どもに恵まれてからは「この子たちを日本に居ながらバイリンガルに育てるには?」そんな探求心から私の英語指導者としてのキャリアが本格的に始まりました。

自分の子どもたちに手探りで英語を教え始め、そのお友達にも教え始めたのが18年前。7年前からは英語コーチングのメソッドを習得し、大人の方にも指導を開始。

子どもたちとはまた違って、クライアントの中にはTOEIC900点台といった方や難しい単語をたくさん知っているのに、会話となるとなかなか続かないと言う方がいらっしゃいました。「こんなに知識 力も高くて勉強もがんばってきたのになぜ?」と考えたとき、そこにストップをかけているのがまさに「発音」だったのです。

英語発音技能検定EP-Pro®の特級ホルダーになれたことはもちろん、5年をかけてやっと「リピートアフターミー」方式 ではなく、カタカナで代用して誤魔化すのでもない、本当にその方が求めている劇的な変化をもたらすことができる発音指導法を習得できたことで「発音指導者」と名乗れる自信が付き、今年の 1月には電子書籍「どんな人でも発音力を上げると、英語が劇的にうまくなる」を出版しました。(Amazonランキング Kindle 4部門1位)

これまでのキャリアと経験は、私に「発音指導者」という天職を与えてくれました

「発音=話し方」は、その方のアイデンティティ。しっかりと発音の仕方を見て、音を聞いて、どうすればその方の理想的な音に近づけることができるのかを的確に指導することが私の仕事だと思っています。

今後は発音の知識だけでなく、正確な見本を見せ、発音を的確に調整できる質の高い発音指導者が求められるようになると考えています。各学校や塾などにもそんな発音指導者が在籍し、生徒それぞれの発音をチェックし矯正する、そんな時代に

そこで2023年8月から自身の「発音指導者 養成講座」を開講しました。現在10名の英語指導者に受講いただき、英語発音技能検定EP-Pro®の特級を目指しながら半年間みっちり発音矯正のトレーニングをしていただいています。

5月からは幼児から英語発音を身に付ける「はつおんフォニックス」というプログラムを開講しました。この”発音→フォニックス”という順番が大事。だからこそまずは音のインプットを9ヶ月かけて しっかり行い、それからフォニックスで読み書きを学ぶという本来のフォニックスメソッドで行って います。

12人の生徒たちの発音が日に日に向上していてレッスンの度にワクワクしています。

発音指導者   養成講座ではこの「はつおんフォニックス」の指導法も習得していただく予定です。

そして10月からはこれまでの経験と素敵なご縁から、75年の教育実績を持つ本格派英語学校「日米会話学院」で講師として「美発音」講座を開講させていただくことになりました。

たくさんの恩恵を受けた大好きな英語を、最も効率的なステップでたくさんの方に習得していただきたい。そして、その指導法を多くの英語指導者にスキルアップの新たな武器として習得していただく。その一助となれたら、これ以上嬉しいことはありません

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