フォニックスとの出会い、受験のきっかけ

私自身は日本の学校教育や学習塾、英会話スクールで英語を学んできました。

その頃は、とにかく単語と文法を覚える、発音とリスニングはとにかく聞いて真似する、といった勉強でした。

大学生で初めての海外ホームスティを経験しました。あれだけ勉強したし、英会話スクールにも通ったから話せるだろう！と思っていたら、、、実際は想像していた以上に会話が難しく感じました。

ちょっとした単語や文章も発音のせいで全く通じないことや、フレーズだけでは会話は無理、文法を考えながらは話せないなど、「今までの勉強じゃだめだ！」と思いました。

そこで大学卒業後、1年ワーキングホリデーでオーストラリアへ。そこで出会ったのが「フォニックス」という音声学習法でした。

この「フォニックス」で英語の発音をとことんやり直したところ、短期間で発音が激変、ネイティブの英語もクリアに聞こえるようになるという体験をしました。英語の「音」を理解すると、こんなに英語の学習がやりやすくなるのか！と感動しました。

そこから日本でのもっとこの「フォニックス」での発音学習を広めたいと思い、フォニックスでの発音指導をメインとした英会話スクールを運営しています。

英語発音技能検定EP-Pro® との出会いは「マクアケ」というクラウドファンディングでした。

「日本のすべての小中学校で、子どもたちが英語の正しい発音を学べる環境作りの第一歩」

「夢いっぱいのすべての子どもたちに 「伝わる英語」の輪を広げていきたい！」

「今の英語教育を変えられるのは、私たち大人です！」

など、代表の菅沼先生の思いにとても共感する部分が多く、「フォニックス」での発音指導を広げる活動をされていると知り、応援させていただきました。

そこから今回の英語発音技能検定EP-Pro®のことも知り、ぜひこちらも受験してみたいと思いました。

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受験してみて

ネイティブの発音と指導者として求められる発音は違う、ということに改めて気付かされました。

ネイティブの自然な英語は、初心者の方がいきなり真似をしようとしてもできないものばかりだと思います。

そこでなんとなくの感覚で「できる人」「できない人」に分かれてしまい、「できない人」はどうしたらいいのかわからず途方に暮れてしまいます。

そこで、英語の音に不慣れな方にも、ひとつひとつの発音をわかりやすく発音できること、どう発音するのかをしっかり伝えられるスキルが指導者としてとても重要だと再認識しました。

特級が「ネイティヴスピーカーよりも細やかな指導ができる」レベルとされている理由がわかりました！

ただネイティブのようにすればいい、というだけでなくポイントを的確に伝えられるか。

そこまで考えて採点基準を設けているところが、ただの発音試験とは違っていると感じました。

自分がどこに特に注意すべきかなどもわかり、練習をする良いきっかけになり、発音や指導のレベルアップもできてよかったです。

フォニックス、正しい英語発音のレッスンを子どもも大人も、全国どこでもみんなが当たり前に受けられる教育環境が整えば良いなと思います。

そのためにも、多くの英語指導者の発音、発音指導のレベルが底上げでき、さらには講師同士の交流の場も提供してくださる、この検定の存在はとても大きいと思います。

現在の自分の発音力の可視化ができることで、学習意欲や自信にも繋がります！

私も講師として、今後もさらに頑張っていきたいと思います！