コラム

受験前に再チェック!あなたの発音、大丈夫?

検定

【英語発音技能検定EP-Pro®】の受験者数も、おかげさまで毎月どんどん増えてきています。ありがとうございます!

志の高い指導者が日本中にこんなにもたくさんいらっしゃる事が嬉しくてたまりません。

さて、受験者数の増加に伴い、ほぼ共通して発音が不安定になりがちな箇所が見えてきました。ブラッシュアップに役立てていただけたらという想いで、ここでみなさまと共有します。

再チェックその① 「o」の音

短母音の「o」の音。

日本語の「オ」の音になってしまいがち。口の開き方が不十分。

再チェックその② 「a」の音

短母音の「a」の音。

日本語の「ア」の音になってしまいがち。「o」と同様、口の開き方について要確認。

余計な「r」の音が入ることが多い。

再チェックその③ 「aw」の音

law, awful, hawk などの「aw」の音。

日本語の「オウ」や「アウ」に近い音で発音している人が多い。

再チェックその④ 「tt」の音

better, button, lettuceなどの「tt」の音。

アメリカ英語とイギリス英語では出し方が異なる。

生徒様のために、どちらかに統一しましょう。

再チェックその⑤ 単語のアクセント

単語のアクセントが「?」な方も結構いらっしゃいます。

アクセントの位置はネットでも確認できます。受験前にしっかりチェック!

再チェックその⑥ 文章音読の際のイントネーション

文章の意味をきちんと捉えていますか?

文の中で強調すべき箇所はどこか、きちんと伝えるためには欠かせないポイントです。

その文章を「どのように」言うか。イントネーションひとつで印象がガラリと変わります。

尚、再チェックその①~⑤は、ネットで検索すればお手本となる音はいつでも聞くことが出来ますので、あとはしっかり練習あるのみ!

指導者として何よりも大切なのは常に「お手本となる」発音ができること。

ぶれない、一貫性のある発音を心がけましょう。


このコラムを書いたのは…

菅沼直子 一般社団法人Triple C協会代表理事 2男2女の母

1972年東京都出身。5~9歳までの間、アメリカのサンフランシスコ郊外で過ごす。帰国後は公立の小・中・高で学び、1995年慶應義塾大学環境情報学部卒業。子どもの小学校入学をきっかけに東京都内で小学校英語活動のゲストティーチャーを6年間務める。離婚後、子ども 4 人を連れて和歌山へ移住。生活のために始めた英会話講師の仕事を通して『地域による教育格差』と『根深い日本人の英語発音コンプレックス』を強く感じ、この2つを解消できる方法を探るようになる。英語を教える先生のスキルアップこそが日本人の英語コンプレックスを無くしていくカギとなるのではないかと考え2017年より【英語発音技能検定EP-Pro®】及び【英語発音技能測定テストEP-Jr®】を開発運営開始。2021年には音声連動型【英語学習教材シリーズEP-edu®】を開発。

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