ひとつ上の級へチャレンジするための めやす
『よし!【英語発音技能検定EP-Pro®】2級合格した!次は1級にチャレンジだ!』
そんな方もたくさんいらっしゃると思います。実際、合格したら間髪入れずにすぐにもう一つ上の級へのお申し込みをされる方は珍しくないです。
でも…ちょっと待って!
焦らずしっかりと基礎固めをしましょう。
2級合格者は1級を受験する前に採点結果の得点をまずチェック!
【英語発音技能検定EP-Pro®】2級は120点満点となっています。
あなたは何点でしたか?
110点以下で合格された方は、必ず指摘された箇所をしっかりと復習し、マスターしてから【英語発音技能検定EP-Pro®】1級にチャレンジして下さい。
特にこちらの発音で減点された方は要注意です。
× r の発音
× 母音の発音
× th の発音
× 文章のイントネーション
【英語発音技能検定EP-Pro®】1級合格の目安は…
【英語発音技能検定EP-Pro®】1級合格基準は https://ep-pro.jp/about/ こちらのページにも記載の通りです。
・様々な母音に対し、安定した発音ができる。
・アクセントやリズムに気をつけながらナチュラルな発音ができる。
2級の試験で先ほど挙げた箇所の指摘を受けている場合は、1級の試験で大幅に減点されてしまう可能性がありますので、しっかりと2級の減点箇所の復習をしましょう。
1級合格者は特級を受験する前にチェック!
【英語発音技能検定EP-Pro®】1級は135点満点です。
120点以下で合格された方は、【英語発音技能検定EP-Pro®】特級を受験する前に猛特訓してください!
特に↓↓の箇所を指摘された方は、安定した発音ができるまでしっかりと時間をかけて練習してください。
× 文章のイントネーションや滑らかさ
× 母音(二重母音や母音 + r )の発音
【英語発音技能検定EP-Pro®】特級合格の目安は…
【英語発音技能検定EP-Pro®】特級では、日本人には難しいとされる英単語の発音が多めに出てきます。曖昧母音(シュワ)や、l と r が混在している単語は、しっかりと発音の区別がついていないと、きれいに発音ができません。
また、文章のイントネーションについては、きちんと感情をイントネーションに込めることができているかという、storytelling のスキルを評価しています。上手に storytelling をするためには、当然のことながら文章の内容をまず理解する必要がありますので、読解力は必須ですし、内容をきちんと相手にわかりやすく音読する表現力も必要になってきます。
「発音の検定なのに読解力も必要なの…?」
と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、【英語発音技能検定EP-Pro®】は、『スキルの高い指導者をもっと増やしていこう!増やさなければ、日本の英語教育はいつまで経っても遅れたままだ!』という危機感の下、開発された検定です。
【英語発音技能検定EP-Pro®】特級を合格するには、高いレベルが要求されるのです。
試験結果とともにお送りしております、フィードバックをご覧になり、「正しい音がわからない!」「口の形はこれで合ってるの?」「どうやって練習すれば良いの?」など、疑問を抱いたり 不安を感じたり した場合は、事務局までメールでご連絡ください!
何かお力になれる事がきっとあると思います。
このコラムを書いたのは…
菅沼直子 一般社団法人Triple C協会代表理事 2男2女の母
1972年東京都出身。5~9歳までの間、アメリカのサンフランシスコ郊外で過ごす。帰国後は公立の小・中・高で学び、1995年慶應義塾大学環境情報学部卒業。子どもの小学校入学をきっかけに東京都内で小学校英語活動のゲストティーチャーを6年間務める。離婚後、子ども 4 人を連れて和歌山へ移住。生活のために始めた英会話講師の仕事を通して『地域による教育格差』と『根深い日本人の英語発音コンプレックス』を強く感じ、この2つを解消できる方法を探るようになる。英語を教える先生のスキルアップこそが日本人の英語コンプレックスを無くしていくカギとなるのではないかと考え2017年より【英語発音技能検定EP-Pro®】及び【英語発音技能測定テストEP-Jr®】を開発運営開始。2021年には音声連動型【英語学習教材シリーズEP-edu®】を開発。