英語の音とリズムが好きになったきっかけ

英語に初めて触れたのは、中学校に入学した時でした。二年生になり、衝撃の先生がやってきました。見た目は日本人なのに発音が外国人。まるでALT。帰国子女の先生、ちょっとした騒ぎになりました。明らかに他の先生とは違いました。日本人でもあんな風に発音できるのか、あんな風になりたい！すでに英語嫌いだった私でしたが、発音の魅力に取り憑かれ、すぐに真似を始めました。英語の勉強はさっぱりでしたが、LL教室では熱心にリピートしました。だんだん似たような音になっていくのが自分でもわかり、とても楽しかったのです。

留学はおろかホームステイさえしたことのない私が、今なぜこのような仕事をしているのか自分でもよくわからないのですが（笑）、英語のリズムと音が好きでひたすら海外ドラマを見ていました。私を育ててくれたのは、「フレンズ」です。

実は発音で苦労したことはさほどありませんでした。小学校英語の支援をしていた頃に、ALTに伝わらない、ということがなかったのも、音が大きく外れていなかったからでしょう。自教室で短い時間の体験レッスンで私を選んでいただけるのも、発音が強みになっているからだろうと思っています。私はいろんな場面で、発音で得をしてきました。

発音の特訓を受け…

とはいえ、きちんと習ったこともなく、果たして指導者としてこれでいいのだろうか、という思いもあり、EP-Pro®特級ホルダーの富沢真由美先生の指導を受けました。自分でも気付かずできていない音があったり、もともと苦手だった音が出せるようになったりする経験を経て、やはり発音は教えてもらわなければもったいないなと感じました。

他にも発音のテストを受けたことはあるのですが、EP-Pro®は録画をして提出できる点がとても私に合っていました。ですが、前もって問題がわかっていることや２週間の時間があってしっかり練習ができるのですから、簡単にミスするわけにはいきません。

特級の発音指導の課題は苦労しました。言いたいことが多すぎて指定の時間に収まらないのです。なんども繰り返し考え、録画も呆れるほど撮り直し、ようやく仕上げて祈る思いで提出しました。

発音指導で自信を伸ばしていきたい

教室の生徒にもEP-Jr®を受けている子がいます。大きな自信につながっているようですし、私も指導していてとても楽しいです。

これからは英語学習者の方はもちろんですが、指導者の方、特に小学校の先生方の力になれたらいいなと思い、オンラインレッスンの準備を進めています。これからも自身のブラッシュアップに努めたいと思います。