合格者の声

【特級】English Adventure Academy 大西先生
特級

大西 由紀子様

2018年6月合格

滋賀県|English Adventure Academy 代表

発音指導に自信のある指導者が増えることは、その指導を受けることができる子どもたちの発音は自ずと美しく、英語らしくなるはずです。

特級合格 第1号!! おめでとうございます!

記念すべき第1号!

英語発音技能検定EP-Pro®特級合格本当におめでとうございます!!

EP-Pro®特級合格体験記

1級合格から早いもので半年

「春に特級をうける!」と意気込み、1級合格の体験記を書かせて頂いてから、レッスンでの発音指導、また自己研鑽のため発音を磨くための自主トレーニングに力が入りました。1級を合格したことで、自身の教室での発音の指導の仕方が目に見えて変わったような・・・そんな気が自分でもしています。大きな自信にもつながったEP-Pro® 1級。資格取得によって自信を持って発音指導ができるようになったことはもちろんのこと、「もっと英語らしい発音について子どもたちとトレーニングをすることで学びをより深めていきたい。」と思うようになりました。

有言実行の精神で

基本的に「自分が言葉で発したことは実行にうつす。」ということを大切にしています。教室の主宰者、指導者としての発言は生徒様や保護者様へとても大きな影響力をもっています。その分自己の発言によって、自分や教室の信用問題に関わることもあります。「言ったことはやる!」「言ったことは守る」という精神を貫くことでその背中を子どもたちが見てくれているといいなと思います。

私の中で一つ意志が弱かったなと後悔しているのが、「特級を一回で合格すること。」を思い、念じていなかったことです。「特級に合格する。」という意志は強く持っていましたが、そこに隙がありました。

まさかの不合格

5月の初めに「やるぞ!」と申し込んだ特級。何度も何度も撮り直し、送ったもののまさかの不合格・・・でも、その際に自分がいくつかの発音についてクセのあること、またアメリカとイギリスの発音を混ぜて発音していることがまた発覚しました。もちろんその部分で大幅に減点をされており、後でお聞きしたら、1.3ポイント足りず不合格になったということでした。

しばらくどんよりと落ち込んでいましたが、そこで不合格になったことに対して自分を責めるのではなく、「どうやったら受かるのか?」と考え、それについて指導を受けたいと素直に思いました。自分の発音の課題にしっかり向き合い、そしてアドバイスを素直に実践しトレーニングをしたことが、結果的に早い段階で特級合格というとても嬉しい評価を頂くことにつながりました。

菅沼直子先生と初対面@ZOOM

「菅沼先生に聞いてみよう!」と思い立ったが吉日、すぐに連絡をとりご指導をお願いしました。

以前からお目にかかりたかった菅沼先生。和歌山県と滋賀県と距離は遠く離れており、一昔前ならそう簡単にお目にかかることはできない先生。でも、ITのおかげでご指導をお願いしてから2週間ほどで初めて面と向かってお話することができたのです。

会いたかった先生にお目にかかれて、ウキウキニコニコでしたが(笑)、不合格通知に記載されていたアドバイスについて詳しくご指摘を頂きました。「そうだったのか・・・!」目から鱗の発音の違い。アメリカ英語とイギリス英語の発音についてより厳密に細やかに指導しないといけないなと気づかされました。また、自分の発音の固定概念(主に母音i)について菅沼先生にアドバイスしていただいたおかげで、しっかりその概念を改善することができました。この部分は現在の教室での発音指導にとても良い影響を及ぼしています。

また、もともと秋ごろに再チャレンジをしようかなと考えていたのですが、菅沼先生とお話し、励ましていただいたおかげで、「よし!やるなら早いうちに!」とモチベーションを奮い立たせていただき、2度目のチャレンジを試みたのです。

2度目の受験

「もう後にも先にもこの1回だけ。」と心に決め、前回受験の時よりももっと丁寧に臨んだことがまだ印象に残っています。発音を2回する部分では、1回目で発音した口元を一旦リセット。力を一旦抜き、口の形をゼロの位置に戻すようなイメージで丁寧に行いました。

プレゼンの問題でも、前回の反省を踏まえて改善。より質問の的を射た解答を適切な時間内にすることができました。最初から最後まで通して撮影をしなければいけないため、少しでも気に入らないところがあると

また最初から。10時頃から始めた撮影でしたが、突然の来客や救急車の音などで一時中断させられることもある中、12時頃までかけて納得の行く動画を送ることができました。終わった後は達成感というよりは脱力感。かなりの神経をつかっていたのだなと感じました。

ハイスコアでの特級合格

なかなか届かない合格通知を今か今かと待ちわび、届いたメールをドキドキしながら開けました。

結果は「合格」!もうほっとしたというのが正直な感想です。でも、1度目の不合格があったため、今回の合格は格別に嬉しく、メールを見ながらじわじわっと涙が溢れました。

各試験項目の得点にも驚きました。前回大幅に減点された単語も、今回は満点!また、プレゼン部分でも満点を頂き、得点と今回のアドバイスを読みながら流れる涙を抑えていました。

悔しい思いをしたからこそ、それを改善するにはどうすればいいのかを真剣に考えるものです。そうやって出した結果は喜びもひとしお。「失敗は成功の母」とは本当に良く言ったものだなと思います。

ここまで真剣にある意味「マジ」になった検定試験は今までなかったのではないかなと思います。自分がどれだけ英語らしい発音、理論に基づいた正しい発音をすることに重きを置き、価値を見出しているかが改めて良くわかる取り組み方でした。客観的に自分を見ることで、自分が第二言語としての英語学習において何を大切にしているのかを再認識した検定試験でした。

日本人合格者第一号!!

菅沼先生から「由紀子先生が合格者第一号で良かった!」と言って頂いた時は言葉にならない瞬間でした。今でも思い出すと胸が熱くなります。この瞬間抱いた気持ちを忘れず、合格者第一号らしく!これからも精進を重ねていきたいと思っています。

教室の教え子や保護者様に報告をしたら、みんな興奮気味に喜んでくれました。「先生に教えてもらえて、わが子は幸せ者です。」「先生についていきます!」「先生すごい!」などなど喜びの声を頂き、それがまた自分のパワーになっています。中学生は「先生やばっ!」という第一声でした(笑)。「先生どんどんすごなってない?」とにこにこして話してくれる子もいて、教室の雰囲気がより活気に満ち、「僕らも頑張ろう!」という良い循環をまた生み出しているように感じました。

特級合格者として

EP-Pro®の特級合格者として、これからはこの検定試験をたくさんの先生方に興味を持っていただき、受けて頂くために尽力していきたいと思っています。発音指導に自信のある指導者が増えることは、その指導を受けることができる子どもたちの発音は自ずと美しく、英語らしくなるはずです。また、自然な英語らしい発音のできる子どもたちが増えるということはそれだけ自信を持って話せる子が増えることに繋がります。

日本語でも、その使い方や言葉の選び方でその人の人柄を推測することはよくあると思います。英語も同じかそれ以上かもしれません。英語はその発音の美しさ、話し方でその人柄はもちろん身分まで推し量るそうです。さらに、「自分で発音できない音を聴きとることはできない。」ともいわれています。その重要性に今後より多くの方に気づいていただき、大切に指導してくださる方が増えるよう、私のできることにこれから取り組み、邁進していきたいと思っています。

さいごに

英語発音技能検定EP-Pro®は指導者向けの検定試験です。細やかなアドバイスの頂ける検定試験は他に類を見ないのではないでしょうか。考案者、運営管理者の見える検定試験。ぜひチャレンジしてみてください!やみつきになるかもしれません(笑)

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