コラム

英語の歌をカッコよく歌うコツ

発音

カラオケで英語の歌をカッコよく歌ってみたい!

上手に歌っている人を見ると憧れますよね。

大好きな曲を何度も何度も聞いて真似をしてみたけど、なんか違う…。

そんな方はこの二つのポイントを見直してみましょう!

上手に歌う2つのポイント

英語の歌が日本語の歌と大きく違うところは、たいてい、ひとつの音符にひとつのワードが乗っかっているところ。

だから、早口にならざるを得ず、歌うのがとても難しいのです。

さて、これを上手に歌うには…

1)母音をしっかり長く伸ばす!

2)無声音の子音は、息をしっかりと勢いよく!

カタカナ英語で歌っていたら、とてもじゃないけどメロディーに追いつきません。

単語のアクセントに注意して、アクセントのある母音をしっかり強く、そして長めに歌うこと。

この時に一番注意しなければならないのは、母音の音を日本語の「アイウエオ」の音に無理矢理はめ込まないようにすることです。

正しい、本来の音に近づけるためにフォニックスを学ぶのが一番お勧めです!

そして、2番目のポイントは、子音です。特に無声音の子音は、息の出し方が命。英語は息の勢い・早さ・強さが日本語と全く違います。

歌のレッスンを受けている方は身に覚えがあると思いますが、とにかく息の出し方の練習を嫌になるほどしますよね。

ボーカルレッスンを受けて息の強弱のつけ方を身体で覚えている方は、英語の発音が上達しやすいのも事実です。

基礎固めのフォニックス

いずれにせよ、フォニックスで英語の基礎的な発音方法を知る、という事はとても大事です。アルファベットの持つ一つ一つの音の基礎を身体で覚えてこそ、スラスラと出せるようになるのです。

私が「ああ、この人、英語の歌が上手だなぁ」と感じるのは、

・母音の音が安定している時 と、

・子音の音がしっかり出せている時 です。

どちらも練習あるのみ。

しっかりとプロに指導してもらいながら練習すれば、メキメキ上達しますよ。


このコラムを書いたのは…

菅沼直子 一般社団法人Triple C協会代表理事 2男2女の母

1972年東京都出身。5~9歳までの間、アメリカのサンフランシスコ郊外で過ごす。帰国後は公立の小・中・高で学び、1995年慶應義塾大学環境情報学部卒業。子どもの小学校入学をきっかけに東京都内で小学校英語活動のゲストティーチャーを6年間務める。離婚後、子ども 4 人を連れて和歌山へ移住。生活のために始めた英会話講師の仕事を通して『地域による教育格差』と『根深い日本人の英語発音コンプレックス』を強く感じ、この2つを解消できる方法を探るようになる。英語を教える先生のスキルアップこそが日本人の英語コンプレックスを無くしていくカギとなるのではないかと考え2017年より【英語発音技能検定EP-Pro®】及び【英語発音技能測定テストEP-Jr®】を開発運営開始。2021年には音声連動型【英語学習教材シリーズEP-edu®】を開発。

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