第4回 スペシャルウェビナー開催報告
英語発音技能検定EP-Pro® 特級ホルダーの先生をお迎えし、英語にまつわる様々な“ためになる”お話をしていただくスペシャルウェビナー。
去る8月25日に第4回目を開催いたしました。
今回の講師は、浜家 有文子(はまや ゆうこ)先生。ご存知の方も多いのではないでしょうか。
元CNN Headlineのニュースキャスターとしてメディアデビューし、幅広くご活躍されていました。
今は「はまゆう先生」の愛称で発音コーチとして子供から大人の方まで発音指導をされています。
今回のウェビナーは、特許取得『はつおんフォニックス®』の誕生秘話:『日本の英語教育に改革を起こす!』というタイトルで、
・なぜこんなにも「発音にパッションを持っている」のか
・そのパッションから誕生した『はつおんフォニックス®』とは何なのか
・これからの日本にとって大事になってくる英語の教育の在り方について
などなど、大変熱くお話ししてくださいました。
ご自身の幼少期の11年をアメリカ・オーストラリアで過ごし、英語を習得された浜家先生。
ご結婚され、ご自身のお子様をバイリンガルに育てるためにはどうしたらよいか考えているときに聞いたのが、日本語と英語の周波数が違うということ。また、子供はお腹の中にいるころから音を聞いているということを知り、『音』の大切さに気付かれた、とおっしゃっていました。
「日本人は長い年月をかけ、学校でも英語を学びます。知識はものすごくあるのに話すことが出来ない。その理由として考えられるのは“音の弊害”。」と、浜家先生。発音を学ぶメリットは数多くあるのになぜしないのか?「もったいない!!」と。
日本の英語教育が発音に力を入れていない背景として考えられるのが、教えるためのベースとなる教材がなく、教えられる人が少ないこと。
だったら作ってみよう!と考案し、特許も取得されたのが『はつおんフォニックス®』です。
浜家先生の愛情が詰まった、子供たちにも解りやすく、指導する側も伝えやすいメソッドは唯一無二。
同じ英語指導者としても感心しっぱなしの1時間の講義でした。
私にとって特に印象に残っているのが、左脳と右脳についてです。
「子供は文字を見ると左脳が働きますが、音をイメージできる右脳で学んで欲しいんです!」と。
ちょうどこのお話を聞く前日、小学4年生のレッスンでこんなことがありました。いつもは文字を見せずに文章を練習し、スラスラ言えていた女の子。その日は文字を見せながら練習をしてみると、急に「わからへん!」と言い出したんです。「あ!いつもは右脳で学んでいたのに左脳に切り替わったからか!」と、とても納得しました。
アーカイブ配信でご参加の方も含め、35名を超えるたくさんの方々が受講してくださったこのウェビナー。
さまざまな刺激と学びがあったようです。一部の感想をご紹介させていただきます。
■ 文字を導入する前に発音の仕方を体得することに専念するというのは、そうした方がいいなと思いつつも指導の仕方が無い、と思い込んでいたので、この教材は本当に革命だと感じました。
■ ゴールデンエイジの子供たちに、より効率的に英語習得をしてもらえるように指導するのが大切だと思った。また、音声は文字(左脳)ではなくイメージ(右脳)を使って習得することが一番だとわかりました。
■ 英語教育に発音を加えて、世界で戦える英語を話せる日本人を増やしていきたいです。
たくさんの方が浜家先生の発明された『はつおんフォニックス®』に興味をもたれたことがコメントからうかがえますね。『はつおんフォニックス®』についてはウェブサイト https://glowbalenglish.com/pronunciation_phonics/ でもご覧いただけます。ご興味の湧いた方は是非チェックしてみてくださいね。
今回、快く、とびきりのスマイルでご講義いただいた浜家先生、本当にありがとうございました。
不定期ではございますが、年に2回スペシャルウェビナーを開催しております。ぜひ次回もお楽しみに♪
このコラムを書いたのは…
高岸充子 一般社団法人 Triple C 協会理事 1男2女の母
奈良県出身。英語指導者の母の影響で、幼少期から世界各国の人々を家庭で受け入れるホームステイボランティアの環境で育つ。中・高・大とアメリカ・オーストラリア・イギリスでのホームステイや留学を経験。卒業後、アメリカ・メイン州の工科大学・学生課でインターンとして勤務。帰国後は、大手英会話学校にてキッズ主任講師・こども英語講師養成講座セミナー講師、レッスン作成事業にも携わる。現在は英会話レッスンを自宅でおこなっている。好きな言葉は、The sky is the limit!=可能性は無限!