第１回ウェビナーを開催いたしました
こんにちは。新学期が始まりましたね。
春は新緑や色とりどりのお花が目を楽しませてくれる私の大好きな季節です。
私、英語発音技能検定EP-Pro®︎を運営しております、一般社団法人 Triple C協会の理事をしております、高岸です。今回のコラムでは先日開催致しました、記念すべき第１回ウェビナー（2023年4月15日開催）についてお伝えしたいと思います。
今年度、初めての試みとして企画したのがこのウェビナー。
あまりウェビナーという言葉をご存知でない方もいらっしゃるかもしれませんが、オンライン（ウェブ）でのセミナーのことを「ウェビナー」と言います。コロナ禍のおかげ（？）でウェビナーも大変身近なものとなりました。
私たちがウェビナーを開催したいと思ったきっかけとなったのが、不定期で行われている特級ホルダーの方々とのZoom交流会。英語発音技能検定の特級ホルダーの方は現在、45名。毎回、いろんなトピックについて和気藹々と楽しく話をしています。近況報告などもありますが、やはり皆さん、プロの英語の指導者ですので、ためになる話、新たな発見となる話も多々あり、とても刺激的で勉強になる有意義な時間でもあります。
「こんな「ためになる情報」、特級ホルダーだけで共有するのって勿体無いよね！EP-Pro®の他の会員の人にも共有できる機会を設けたい！」という代表理事の熱い想いから実現したのが、ウェビナー開催なのでした。
「素晴らしい先生方が多くいらっしゃるEP-Pro®の特級合格者の方を講師としてお招きして、ウェビナーを開催してみたいのですが…」と交流会でお話ししたところ、多くの方々に賛同していただきました。そして、今回、記念すべき１回目は大西英水（えいみ）先生が講師を引き受けてくださいました。ありがとうございました。
英水先生は現在、オーストラリア・シドニーご在住。日本とシドニーを繋いでのウェビナーには40名を超える会員の方々がご参加くださいました。司会進行役の私もモニター前で緊張。でも、すぐに英水先生のパワフルで楽しいトークに惹きつけられ、緊張も吹っ飛んでいってしまいました。
今回のセミナー内容は「英語の罠」というタイトルで、フォニックスの重要性についてお話しくださいました。日本ではまだ、それほどフォニックスについて浸透していませんよね。しかし、オーストラリアの学校でのフォニックスの指導法や、実際使われているワークシートなどの教材を見せていただき、大変勉強になりました。
英語の読み書きをするためには、フォニックスの知識をつける必要があり、大変重要である事が良く分かりましたし、子ども達が正しい音を身につけるためにも、指導者がきちんと「正しい口の形」で「正しい音」を出し、お手本となることが重要であることもお話しされていました。
「聞こえない音に対してもしっかりと口の形を作る！それがきれいな音になる！」
当たり前のことかもしれませんが、私もついつい聞こえない音の口の形への意識が薄かったことに気付かされた瞬間でした。子どもたちへのフォニックス指導も大切にしたいですが、まず、指導者である私たちから音だけでなく口の形から意識する！これが大切だなと、初心に戻れた貴重な時間でもありました。
ウェビナーに参加された方々の感想からも、
●フォニックス、さらっとしか教えていなかったですが、しっかり正しく教えることで子供たちの発音がきれいになる＝英語が聞き取れるということに繋がるんだろうなと思いました。
●自分では発音できても、指導法がまだあまりわかっていないので、大変参考になりました。
●なるほどー！と思うこと、そうだったんだ！と思うこと、改めて“音“の奥深さを知り、しっかり学んで伝えたいという気持ちが湧きました！
などなど寄せられました。
皆さんにとって有意義な時間となった事、とても嬉しく思います。
たかが発音、されど発音！発音はやっぱり大切！
中3になる長女が新学期早々嬉しそうに話してくれました。
「ママ、今年の英語の先生、めちゃくちゃキレイな英語の発音しはる先生にあたってん！小学校から英語の授業あったけど、今年が初めてやで、英語キレイに話す先生にあたったん！すごない？！なんか、今年の英語の授業めっちゃ楽しみやわ！」って。
「キレイな発音聞いてちゃんと真似してキレイにしゃべらんな、意味ないよな、わかってもらわれへんもんな、外国行ったら。だから、私、恥ずかしがらずにしゃべるわ、これからは。」っと言ってくれた娘の言葉に、ちょっと感動した私でもありました。
さあ、新しい春のスタートです！ 新しいチャレンジで自分磨き！
まだ時期は未定ですが、引き続き、このようなウェビナー開催を企画していきたいと思っております。
是非、自分のスキルアップのためにも参加してみてくださいね。
このコラムを書いたのは…
高岸充子 一般社団法人 Triple C 協会理事 １男２女の母
奈良県出身。英語指導者の母の影響で、幼少期から世界各国の人々を家庭で受け入れるホームステイボランティアの環境で育つ。中・高・大とアメリカ・オーストラリア・イギリスでのホームステイや留学、また、我が家にステイした人々を訪ねる旅を経て、異文化国際交流の大切さを痛感。卒業後、アメリカ・メイン州の工科大学にてインターンシップ制度を利用し学生課で勤務。帰国後、大手英会話学校にてキッズ主任講師として勤務。出産後は、セミナー講師やレッスン作成事業に携わる。現在は英会話レッスンを自宅でおこなっている。好きな言葉は、The sky is the limit!＝可能性は無限！
