中山 裕理様
2024年6月合格
東京都|英語コーチ名:北詰リリィ
【英語発音技能検定EP-Pro®】を受けたことで、自分の発音の癖に気付けたこと。何十年もコンプレックスだった発音記号を読めるようになったこと。そして、特級合格という評価をいただけたこと。それらが私にとって大きな自信につながりました。
特級合格 おめでとうございます!
特級の試験では、大変わかりやすいプレゼンテーションを披露して下さった中山先生。今回、合格体験記をお寄せいただき、陰で努力を積み重ねておられた事実が垣間見え、感激いたしました。本検定の受験を通して、ご自身のスキルをブラッシュアップなさる姿勢そのものが、きっと中山先生のきめ細やかなご指導に繋がっているのだと感じました。
改めまして【英語発音技能検定EP-Pro®】特級合格 誠におめでとうございます!
【英語発音技能検定EP-Pro®】 との出会い
英語発音技能検定EP-Pro®という英語発音検定の存在を知ったのは、2022年12月のことでした。「自分の発音は本当に正しいのだろうか?」という漠然とした不安を抱えていた私にとって、発音を客観的に評価してもらえるこの試験は大きな魅力でした。しかし同時に、「不合格だったらどうしよう」という不安も湧き上がり、期待と不安が入り混じる複雑な心境でした。
「できていない部分を直視するのが怖い」と避けるのではなく、勇気を出して挑戦してみよう! そう決心したのは2023年の夏。それから2024年春にかけて、英語発音技能検定EP-Pro®の2級から特級まで挑戦しました。
初めての英語発音技能検定EP-Pro®受験で流した涙
私は2級を2回受験しています。初めての受験では、動画の撮影に慣れていないこともあり、何度もイチから撮り直し。試験期間の2週間をフルに使い、ようやく動画を提出できました。
約1週間後、採点完了の通知メールが届き、結果を確認すると目に入ったのは「不合格」の3文字…。(録画方法が原因と分かったのは数時間後)
「なんてことだ…。」それが最初に浮かんだ言葉です。帰国子女なのに恥ずかしい。何度も録画を繰り返し、自信を持って提出した動画だったのに…。何も考えられない状況になり、そっと画面を閉じました。少し落ち着いた頃、スコアを確認していないことに気付き、泣きそうな気持ちになりながらも、他の部分を隠しながら画面を再確認。
「スコア:120/120」…え? 満点? どういうことなのか・・・と、困惑しながらページをスクロールすると、録画データに問題があったため採点対象外(=失格)ではありながらも、採点していただけたことが記載されていました。結果は不合格でしたが、採点くださり、満点評価をいただいたことに安心感と感謝が湧き、涙が止まりませんでした。
今思えば、この経験が特級合格まで挑戦しようと決意するきっかけになっていたのかもしれません。すぐに2級を再受験し、2度目は満点で合格。それが自信につながり、1級までは、間を空けることなく挑戦することができました。
【英語発音技能検定EP-Pro®】を受けて得られた成長
1級は無事に1回で合格できましたが、評価コメントから無意識にしている発音の癖に気付くことができました。指摘内容を読み込むうちに、他にもありそうだと感じ、自分の発音矯正に取り組むことにしました。英語の発音アプリを活用し、半年間練習を重ねました。この期間で、これまで数十年「暗号」にしか見えなかった発音記号が読めるようになるという大きな変化も体験しました。
「発音記号が読めるってこんなに楽しいんだ!」と思える日が来るなんて想像もしていませんでした。漠然とした不安を抱えていた自分の発音。それは曖昧にしたり、ごまかしたりしていた音があったからかもしれません。
英語発音技能検定EP-Pro®を受けたことで、自分の発音の癖に気付けたこと。何十年もコンプレックスだった発音記号を読めるようになったこと。そして、特級合格という評価をいただけたこと。それらが私にとって大きな自信につながりました。
大人になってからも発音矯正できることを自分自身が体験したことで、「口・舌の形や動かし方」、「息の使い方」、「音の動かし方」などを言語化し、より細かな指導ができるようになりました。お蔭様で、クライアント様からは、「今まで違うやり方をしていたことに気づいた」、「説明が分かりやすい」、「自分の音がキレイになっていくのが楽しい」、「発音しやすくなった」といったお声をいただいています。