合格者の声

【1級】English Adventure Academy 大西先生
1級

大西 由紀子様

2017年12月合格

滋賀県|English Adventure Academy 代表

子どもたちの英語教育に関わる先生方が一人でも多くこのEP-Pro®の発音技能検定を受験され、フォニックス指導や発音指導に対して高い意識とスキルを持たれることを願っています。

英語発音技能検定EP-Pro®1級合格 第1号!!

嬉しいお声が届きました!

本検定の1級試験をめでたく合格された方から、とても嬉しいお声を頂戴いたしました!
大変励みになります。ありがとうございます!
大西先生のようなモチベーションの高い先生がどんどん増えていけば日本の未来は明るいと思います!

本検定試験と出会い、1級受験そして合格に至るまで

きっかけは菅沼直子先生のFacebookのページ

英語発音技能検定EP-Pro®という試験があることを知る前に、この検定試験を考案、そして運営されておられる菅沼直子先生のFacebookのページをたまたま見つけ、先生のプライベートのご様子が自分の生き方ととても共通するところや共感できることが多くあり、メッセージを送らせて頂いたのが昨年8月末のことでした。そこから先生のご活躍やご活動を知り、先生が理事を務めておられる一般社団法人 Triple C協会の運営されている発音技能検定試験があることを知りました。その時、「先生の運営されている試験を受けてみよう!」と即決し、先生にその時点で受けることを告げていました。

発音技能検定を受けようと背中を押してくれたのは

私の主宰する英会話教室 English Adventure Academyは開校当初からフォニックスを取り入れています。正しい発音、英語らしい発音で生徒自身のリスニング力を伸ばし、また話す際の自信にも繋げていこうというアプローチの下、日々レッスンで子どもたちは楽しく発音の仕方を学んでいます。

また、開校当初より各種スピーチコンテストにもチャレンジする子どもたちがおりましたので、どのように指導すれば高く評価されるのかを常に考え、またどのように指導すれば子どもたちは理解し、成長してもらえるのかということも試行錯誤しながら指導を続け、今日に至ります。

ここ数年で、綺麗な発音で英語を話せる子どもたちが増え、「EAAの子は発音がキレイ」「外国人顔負けの発音をする子がいる。」と評価を頂くことが増えてきました。また、お陰様で全国規模のスピーチコンテストの本選に毎年出場、県内のスピーチコンテストにてグランプリや第2位を頂けるようにもなり、実績としてもしっかり残せるようになってきました。

そんな中で、「指導者として、このような子どもたちを育てている自分自身の肩書は彼らと肩を並べて誇りに思えるものがあるだろうか。誰が見ても納得してくださる自らの肩書は必要なのでは?」と思うようになりました。

そう思っていた矢先に菅沼先生とご縁があり、「先生の運営されている検定試験なら。」と検定試験を受けることに決めたのです。

運営されている方のお人柄を知れたことは、私が受験をする上で大きな安心材料となりましたが、それ以外にも「これなら受けられそう」と思ったことが2つありました。まず1つ目は、「自宅で受けられる」ということ。現在主人が単身赴任中、しかも3人の子どもがおり、下はまだ5歳と小さいため、なかなか週末に遠方に試験を受けに行くということができない現状です。自宅で動画撮影をし、そのデータを送ることで評価をしていただけるということは、子育て世代の指導者にとっては非常に大きなメリットだと感じました。

もう一つは「受付期間中ならいつでも受けられる」ということ。こちらの空いた日や時間に動画撮影をすることができますので、受験のタイミングをこちらの都合で決めることができます。私はレッスンが平日はありますが、できるだけハードではない日を選び、また子どもたちが寝静まり、仕事がひと段落した後に落ち着いた状態で動画撮影をすることができました。仕事終わりで疲れた顔ではあったと思いますが(苦笑)、一人で動画と問題に向き合える時間はとても集中できました。

2級受験合格からの1級受験そして合格

自分自身は初めから特級を目指しているので、1級をまずは年内までに取りたいと思っていました。1級を取るにはまず2級を取ることが条件だったので、早くに2級を取りました。2級はフォニックスを指導している指導者ならば簡単で基本的な内容ですが、だからこそのプレッシャーもありました。難なく2級は通過し、そして1級へ。

1級はまだ公開前だったにも関わらず、他級と同様に1日から受付開始なのだろうと思い込んで申し込んでしまったことがきっかけで、EP-Pro®さんには公開日を少し早めて臨機応変に対応していただきました。(その節は大変ご迷惑をおかけしました。) 1級はただ単語や文を発音するだけではなく、絵本の一節に気持ちを込めて、様子を思い浮かべながら読むという部分での判定が加わったため、どこまで表現すればよいのか、少し戸惑いました。もっと恥ずかしがらずにやっても良かったかなと今となっては自身の反省箇所です。

待ちに待った判定は「合格」!この時は本当に嬉しかったです。判定結果の詳細はPCからでもスマートフォンからでも確認が可能で、各設問に対する得点とアドバイスがそれぞれついています。欲を言えば、どの箇所で減点されているのか、それがどの単語のどの母音の部分なのかがパッと見て分かると、今後の発音の改善がしやすくなるかなと思いました。

ただ、一般的な検定試験において、設問毎に個人に向けてアドバイスというのはまず見たことがありません。このEP-Pro®の発音技能検定では、さらに最後に総合的なアドバイスとコメントが頂けるのです。

非常に細かなところまで聞いてくださっており、自分では気づかなかったクセにも気づくことができました。一方で、スピーチクラスの子どもたちに何度も何度も話しているrとlの発音が、アメリカ英語で非常に上手と評価いただけたことは、私自身にとってもとても自信に繋がりました。

指導者として目指すもの

私の勘違いで早く申し込んだことが功を奏し、合格者第1号という名誉な称号を頂くことができて、本当に嬉しく光栄に思っています。この名誉な称号に恥じないよう、さらに志を高く持ち、今春には特級という最高ランクを目指して頑張りたいと思います。その姿勢こそが、また教室に通ってくれている子どもたちを指導するのに相応しい指導者であると言えるのだと思います。

日本の英語教育では、フォニックスの重要性や英語らしい発音がリスニング力をも鍛えること、逆に言うと、自分の発音できない音は聴きとることはできないというとても重大な事実に長年目を背けてきました。ようやく最近になって各自治体においても英語教育に関するユニークな取り組みもあり、英語教育そのものへの捉え方が変わってきたと感じられるようになってきています。しかし、私の住む守山市では「受験のシステムが変わらないと新しいものを取り入れることは難しい。」という教育委員会のお考えもあり、なかなか効果的な英語の発音指導というものがなされていないのが実情です。

学習指導要領が新しく変わり、実施される2020年を前に、もう準備段階に入ってきています。英語に触れる時間が増える一方、どのように触れるかという中身が子どもたちの英語力の伸びに大きく影響することは必至です。様々なことに対して順応性があり、聴いた音をそのまま真似する力も高い小学生時代に、発音の仕方からしっかり学ぶことができたら・・・もっと楽しくもっとスムーズに英語学習が進められる子どもたちが増えると確信しています。そのために、それを指導できる大人が増えることが必要不可欠です。

そのためにも、私は特級を目指し合格することで、発音指導のプロとして誰が見ても納得し、満足していただけるスキルと指導力を持ち、維持していきたいと思っています。教室に通ってくれている子どもたちの頑張りに負けないように、また守山市の英語教育水準をさらに上げていくお手伝いがいつかできるその日のために、日々精進していきたいと思います。

さいごに

「人は見かけで判断してはいけない。」とよく言われますが、指導者の指導力を見る第一印象は肩書の部分であることは否めません。保護者様に安心して子どもたちを任せてもらえるよう、またお客様のニーズにあった指導力が発揮できるようにするためにも、英語発音技能検定EP-Pro®1級の合格、そして特級を目標にすることは、英語を指導する私にとって必要不可欠となっています。私は特にこの検定試験を小学英語に関わっておられる先生方にぜひ受験していただきたいです。子どもたちの英語教育に関わる先生方が一人でも多くこのEP-Pro®の発音技能検定を受験され、フォニックス指導や発音指導に対して高い意識とスキルを持たれることを願っています。

このような合格体験記を寄稿する機会を与えていただくことで、自分の中にあった思いや考えを整理することができ、改めて菅沼先生には深く感謝申し上げます。次回は試験公開日を確認して申し込みますね。(笑)

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